30年のあゆみ 災害の記録 譛ャ譁・∈繧ク繝」繝ウ繝・ width=


ダム水位低下対応(H17〜18)


1状況

 @平成17年8月以降水位低下の兆候が見られ、特に9、10月の雨量が例年の半分程度となり、11月から
  水位の低下が加速した。
 

 A翌年1月18日、過去最低水位【平成14年9月28日、水位839.73m(満水位から△6.77m)、貯水率56.2
  %】を更新し、その後も水位低下が続いた。
 

 B2月15日、最低水位【水位838.18m、(満水位から△8.32m)、貯水率47.8%】を記録した。
 

 Cその後の降雨・降雪により、水位上昇。平成18年4月8日午前 満水位(846.5m)を回復。

  【参考:平成17年度ダム水位と降水量】

2対応
 

 @平成17年11月以降、5市町村の水道担当部課長、伊那建設事務所、県水環境課、伊那保健所等と
  打ち合わせなどを行い、対応を協議。

 A具体的な対応

   ・翌年1月15日から、市町村の水源を活用して企業団からの配水量を8%程度減らす。

 ・1月26日、マスコミを通じて、地域住民に箕輪ダムの状況を周知し、また、水を大切にして使ってもらう
  よう呼びかける。
  【報道資料配布

 ・2月1日から箕輪浄水場の急速ろ過池を洗浄した水を、返送利用(2%)し、1月15日からと合わせて
  10
%程度、取水量を減らす。
  

 ・2月15日以降、修繕等必要な水源もできるだけ活用して、市町村の自己水源を増やし、15%程度、取水
  量を減らす。(2月20日頃から15%減少を達成)


3 平成17年度 用水供給量    


                                               
          (単位:m

 

計画水量(責任水量)

     H17実績

  計画との差

 H16年実績との差

       13,578,000

      13,266,997

      △311,003

      273,920

                                                                       2.3%                2.0%


         水位が低下したダム(左)と満水位(右)との比較写真                                          

H18.1.31撮影 堰堤部 最低位の頃 H21.8.10撮影 堰堤部 満水位
H18.1.31 撮影 ダム上流部 H21.8.10 撮影 ダム上流部